シンガーソングライターとして長年にわたり愛されてきたイルカさん。
「なごり雪」の優しい歌声を覚えている方も多いのではないでしょうか。
そんなイルカさんについて、近年インターネット上では「再婚しているの？」「旦那さんってどんな人だった？」「今どうしてるの？」といった疑問の声が多く見られます。
また、「宗教に関わっているの？」「孫がいるって本当？」「夫・神部和夫さんの死因は？」など、さまざまな角度から注目されているようです。
そして忘れてはならないのが、イルカさんの息子である神部冬馬さんの存在。彼もまた音楽の道を歩んでおり、親子三代でつながる“音楽の絆”も話題になっています。
本記事では、これらのキーワードを軸に、イルカさんの再婚事情をはじめ、元旦那である神部和夫さんとの深い関係、現在の活動、宗教に関する誤解、そして息子さんとお孫さんのことまで、丁寧にご紹介していきます。
読み進めていただければ、きっとイルカさんの素顔や人生観、そして家族への深い愛情に触れることができるはずです✨
イルカは再婚しているのか？
まず最初にお伝えしたいのは、歌手のイルカさんは再婚されていません。
ご本人のSNSや公式サイト、また信頼できるメディアからも再婚に関する情報は一切確認されていません。
1972年に音楽プロデューサーの神部和夫さんと結婚され、その後も二人三脚で音楽活動を続けてこられました。
しかし、2007年に神部さんが他界して以降、イルカさんが新たなパートナーを持ったという話は出ていないのです。
ファンの間では「再婚したのでは？」という噂が出たこともありましたが、それには一つ理由があるようです。それは、イルカさんの息子・神部冬馬さんが再婚しているという事実です。
冬馬さんは2005年ごろに最初の奥様と離婚され、2012年に再婚。お子さんもいらっしゃいます。
検索エンジンでは”イルカ 再婚”と打つとサジェストに出てきますが、それは息子さんの情報が混在しているためかもしれませんね。
再婚についての話題がなぜか浮上するものの、ご本人はあくまで独身を貫かれています。
夫の神部さんが亡くなられた後も、イルカさんは彼との絆を大切にし、音楽活動を続けてこられました。これは次のセクションで詳しくお話しします。
イルカの元旦那・神部和夫とはどんな人？
イルカさんの夫だった神部和夫（かんべ かずお）さんは、音楽プロデューサーであり、彼女の最愛のパートナーでした。
お二人は大学時代のフォークソング同好会で出会い、イルカさんが18歳、神部さんが21歳の頃から交際を始めたそうです。
1970年にはフォークグループ「シュリークス」を結成し、リーダーとして活動。1972年に結婚し、イルカさんの音楽人生をプロデューサーとして支えることになります。
特に有名なのは、イルカさんのソロデビュー後のサポートです。
1974年から専任プロデューサー兼マネージャーとして、彼女の代表曲「なごり雪」などのヒットを支えてきました。
しかし、そんな神部さんを襲ったのが難病・パーキンソン病でした。
1986年に発症し、約20年の闘病生活を送ることになります。
やがて言葉を発することも困難になり、最終的には2007年に急性腎不全で59歳の若さで亡くなられました。
闘病中は北海道・旭川の病院に入院され、イルカさんは東京と旭川を往復しながら、仕事と介護を両立。
音楽活動を一度やめようとした際、神部さんに「絶対にコンサートだけは続けてくれ」と諭されたそうです。
夫婦の深い信頼と絆があったからこそ、今のイルカさんがいるのでしょう。
再婚しない理由も、きっとこの深い愛に根差しているのだと感じさせられます。
イルカの現在の活動は？
74歳となった現在も、イルカさんは元気に活動を続けていらっしゃいます。
2024年の大晦日には、なんと第75回NHK紅白歌合戦に32年ぶりに出演。
名曲「なごり雪」を熱唱し、多くの視聴者に感動を与えました。
その際に着用していた衣装も話題になりましたね。
巫女風のスタイルにニーハイブーツという、まさに若々しさあふれる装い。
SNSでは「イルカさん、可愛すぎる」「ミニスカ姿が信じられない！若々しい！」といった声が多数寄せられました✨
また、YouTubeでは「イルカPと孫の実験室」というチャンネルを開設。
孫でイラストレーターの月下推敲（げっか すいこう）さんと共に、ボーカロイドや初音ミクを用いて自身の楽曲を新たな形で発信しています。
こうした活動の背景には、「コロナ禍で感じた人とのつながりの大切さ」があるそうです。
長年応援してくれるファンに向けて、時代に即した形で音楽を届けようという姿勢には、感動を覚えます。
日々の生活では、94歳のお母さま、92歳のお父さまの介護をしながら、息子夫婦と3人のお孫さんとともに暮らす、大家族の中心的存在でもあります。
まさに、歌でも私生活でもパワフルに生きている女性ですね。
イルカは宗教に関わりがあるのか？
一部の検索ワードに「イルカ 宗教」と出てくることがありますが、イルカさんが特定の宗教団体に所属している、または信仰しているといった確かな情報は確認されていません。
芸能人や著名人にはよくあることですが、人気や知名度があるがゆえに、出どころの不明な噂が立つことも少なくありません。
イルカさんに関しても、それと同様に憶測や誤解によってこのようなキーワードが出てきている可能性が高いです。
特に彼女が人との絆を大切にし、穏やかで誠実な発言をされる方なので、精神的なメッセージ性のある歌詞などから、そうしたイメージが一部で独り歩きしたのかもしれません。
また、亡き夫・神部和夫さんとの絆を語る中で「魂」「思い」などの言葉を大切にされている部分が、宗教的と捉えられたのかもしれませんね。
ですが、少なくとも宗教活動を行っている事実や、それを表に出している様子は一切なく、イルカさんは宗教と無関係と言ってよいでしょう。
イルカに孫はいる？
はい、イルカさんにはお孫さんが3人いらっしゃいます。
まず、長男・神部冬馬さんが前の奥様との間にもうけた長女。
この方が、現在イラストレーターとして活動している月下推敲（げっかすいこう）さんです。
彼女は、イルカさんと一緒にYouTubeチャンネル「イルカPと孫の実験室」でコラボレーションしており、ボーカロイドを用いてイルカさんの名曲を現代風にアレンジして発信しています。
「なごり雪」などがすでに投稿されており、その独特の世界観が注目を集めています。
さらに、冬馬さんが再婚後にもうけた双子のお子さんもおられます。
2019年に生まれた男女の双子ちゃんだそうで、現在は小学校低学年くらいでしょうか。
イルカさんはこの3人の孫たちに囲まれて、とても幸せそうに暮らしておられます。
「孫と一緒に過ごす時間が、今一番の癒し」と語っていたこともあり、音楽活動と並行して、家族の時間もとても大切にされている様子がうかがえます😊
年齢を重ねてもなお、新しいことに挑戦し続け、次の世代と共に歩むイルカさん。
まさに「家族と音楽」の両方を人生の軸として大切にされているのが伝わってきますね。
息子・神部冬馬の現在とは？
イルカさんの一人息子、神部冬馬（かんべ とうま）さんもまた、音楽の道を歩むシンガーソングライターです。
1978年12月14日生まれで、現在は40代後半。
東京都出身で、現在は山梨県を拠点にラジオやライブ、舞台など、幅広い分野で活動されています。
特に地元密着型のイベントにも数多く出演しており、ファンとの距離が近いアーティストとして親しまれています。
音楽活動では、Jリーグのヴァンフォーレ甲府公式応援歌「君は青い風」や「泥だらけの靴」の作詞・作曲も担当するなど、地元愛あふれる一面も。さらにラジオパーソナリティとしても活動し、軽快なトークで多くのリスナーに愛されています。
プライベートでは、2005年ごろに最初の奥様と離婚され、その後、2012年に現在の奥様と再婚。
子どもは3人おり、前述の通り、長女はイラストレーターの月下推敲さん、双子のきょうだいも2019年に誕生しています。
2015年にはバラエティ番組『有吉反省会』にも出演。
母・イルカさんに頼りがちな自分を「反省」し、「クジラに改名すべきでは」と言われたのは微笑ましいエピソードですね😄
親子共演もたびたびあり、ステージでのデュエットやイベントでのトークなどを通して、その仲の良さと信頼関係が伝わってきます。
イルカさんの活動の一部を息子の冬馬さんが受け継ぎながら、新しい時代に合わせた発信も行っている。そんな姿勢がとても心温まるものに感じられます。
まとめ：イルカさんの人生と家族の絆
いかがでしたでしょうか。ここまで「イルカ 再婚」というテーマから、イルカさんのご家族や現在の活動について幅広くご紹介してきました。
改めて、この記事でご紹介したポイントを振り返ってみましょう。
-
イルカさんは再婚されていない。
-
元夫・神部和夫さんとは深い絆で結ばれていた。彼の死後もその想いを胸に活動を続けている。
-
現在も音楽活動は継続中。紅白出演やYouTubeなど、新たな挑戦にも積極的。
-
息子・神部冬馬さんもシンガーソングライターとして活躍中。
-
孫は3人いて、長女の月下推敲さんとは共に音楽活動も展開。
イルカさんは、音楽を通じて人と人とのつながりを大切にしながら、自らの人生をまっすぐに歩み続けてきた方です。
その姿は、年齢を重ねることを恐れず、むしろ楽しんでいるようにも見えます。
夫の介護、子育て、両親の介護、そして音楽家としての責任。
そのどれもを真正面から受け止めてきたイルカさんだからこそ、多くの人の心に響く歌を歌い続けられるのでしょう。
これからもきっと、「なごり雪」が春に降るように、静かだけれど確かな感動を、世代を超えて届けてくれるはずです❄️
ご覧いただきありがとうございました！
この記事が、イルカさんに関する疑問の解消や、新たな魅力の発見につながっていれば幸いです。