さくらFM・パーソナリティが行く!
地域のつながりをつくる「ぽっかぽかひろば」

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地域のみんなが集う「ぽっかぽかひろば」

瓦木小学校の一角にあるのは......

こんにちは。さくらFM・パーソナリティのひぐちのりこです。
今回は、私の出身校でもある西宮市立瓦木小学校の敷地内、正門の南側に建つお家のような施設「ぽっかぽかひろば」におじゃましてきました!
赤い字で「ぽっかぽかひろば」と書かれた外壁を見て、一体なんの施設なのかな?と思っていた方もいるかもしれません!私が通っていた頃にはなかった施設です!
ぽっかぽかひろば
さて、ここはどんな施設なんでしょう......?
瓦木地域は長年、高齢者や子どもが自由に集まれる場所がなかったため、地域で市に要望していた中で、阪神淡路大震災が発生。地域の交流の場の必要性が高まっていたところに兵庫県の県民広場交流事業の助成が始まりました。そして、西宮市教育委員会から土地を借りてこの瓦木小学校の正門横に「ぽっかぽかひろば」が建設されました。2008年1月に開設。同年2月から、ボランティアスタッフのもと"地域の居場所"として運営が開始されました。2019年には11年目を迎える施設です!
今では年間8000人余りの方に利用されているそうです!

気軽に立ち寄れる憩いの場を

ぽっかぽかひろば
扉を開けると、フラットな床でバリアフリーになっています
約80平米ある施設内は全てバリアフリー! 車椅子の方でも安心して利用できるようになっています。学校の敷地内にありますが、ぽっかぽかひろばへは、道路側(瓦木なかの道)からスロープを通って入ることができます。
室内はまるでカフェのようになっていて、壁は真っ白。照明も優しく暖かい色で統一されています。置かれている椅子も軽くて、いろんなイベントごとに動かしやすく、子どもでも移動できるような工夫がされていました。随時子どもは20人くらいが入れ替わりで遊びに来ているそうですよ〜! おもちゃもたくさん!!
ぽっかぽかひろば
ぽっかぽかひろば
ぎっしりと並べられた本
壁には大きな本棚が! 子ども向けから大人向けまで、さまざまな本が並んでいました。自分の興味以外の読書経験もできそうな本の数々。2019年度からは本の貸し出しも始めるそうです。
この本棚は、ぽっかぽかひろば理事長の山本さんのお知り合いで、鳥取県智頭町にお住まいの方が特注で作ってくださったそうです。天然木の香りがしました!

高齢者も子どももみんなで"ぽっかぽか"な笑顔に

ぽっかぽかひろばを運営する「NPO法人 人と地域の活動応援団ぽっかぽか」理事長の山本三千さんにいろいろとお話を伺いました!
ぽっかぽかひろば
理事長の山本三千さん(写真左)
まずはこの「ぽっかぽかひろば」の開設の話から。
「この『ぽっかぽかひろば』はもともと、瓦木、深津地区に人が集まるコミュニティの場がないというところから始まりました。開設するにあたっては、大人同士が知り合うこと、そして子どもたちやママさん世代、高齢者など、違う世代の人同士がコミュニケーションできる、集える場にしたいという想いで開設しました。例えば、子どもたちが宿題をしている姿があれば、それを見た高齢者が『そんなのができるのね! すごいね』と褒めてくれる。核家族が増える中、両親も共働きという家庭も少なくありません。子どもと高齢者という普段はなかなかつながりのない世代も、ここでは当たり前のように存在する。お互いを知り、褒め合うということも大事なんです!」と山本さん。
ぽっかぽかひろば
地域のつながりについて熱い想いをお話くださいました
また「最近は元気な高齢者も多い。そしてこれからは高齢者もどんどん増えていくでしょう。だから高齢者が力を発揮するような場を作ることも目的にしています。今後も、いろんな趣味の分野をもっともっとこの広場に取り入れて、校区も関係なく人が集まる場所にしたい。それが誰かにとってのきっかけになればいい。また、自分たちの地域だけではなく、同じように地域活動をされている他地域の応援もしていきたい」と話されていました。
ぽっかぽかひろば
「ひょうご子育て応援賞」を受賞
そんな活動が実り、10年目を迎えた2018年10月には兵庫県知事より「ひょうご子育て応援賞」を授与されました。笑顔の山本さん! 笑顔もぽっかぽかです!!

地域のみんながつながるきっかけ作り

取材に行った日はちょうど毎週金曜日に開催されている新鮮お野菜の販売日。猪名川町から届いた新鮮なお野菜が9種類販売されていました。
私も立派な葉付き大根を購入! 取材中にも次々とお客様が来られていました。こうした地域の人との交流もぽっかぽかひろばが目指すコミュニケーションの一つ。
ぽっかぽかひろば
ぞくぞくと来られる地域の皆さん
ぽっかぽかひろば
こんなに大きな椎茸も!
他にも、気功、ボクササイズ、脳トレ体操、レクリエーション吹き矢、パソコン教室、着付け、和太鼓・篠笛、そば打ちなどの教室が開講されたり、「不登校(のお子さんを持つ親御さんが集まる)カフェ」や「(認知症予防のための)つながりカフェ」などなどさまざまなイベントが随時開催されています。また、ぽっかぽかひろば内はカフェとしての利用(有料)もできます。 気軽に利用できる施設なんですね〜!!
ぽっかぽかひろば
レクリエーション吹き矢の様子
3月23日(土)には、ぽっかぽかひろばで生まれた、瓦木地域の伝承太鼓のグループ「瓦木楽太鼓たたき隊」が、長野県で活躍するプロの太鼓集団「歌舞劇団田楽座」とともに公演を行います。「瓦木楽太鼓たたき隊初公演!〜特別ゲスト歌舞劇団田楽座〜」は16時から17時まで、瓦木小学校の体育館で開催予定です(チケット有料)。西宮オリジナルの「えびす伝承囃子八祭」も披露します!

理事長の山本さんやボランティアで関わってらっしゃる皆さんの地域のつながりを深めたいという想いが随所に感じられる「ぽっかぽかひろば」。

開館時間は午前10時〜午後7時。ほぼ毎日開館しています(お盆、正月、行事のとき以外)。
※開館日、時間についてはセミナー開催等の都合で変更になることもあるため、最新の情報はホームページでご確認ください。

皆さんもぜひ、何かのきっかけ探しに足を運んでみてはいかがでしょうか。

ひぐちのりこ
ひぐちのりこ
西宮生まれ、西宮育ちの生粋の宮っこ。学生の時に受けたオーディションに受かったことから放送の世界へ。関西のラジオ局や司会など幅広く活動。ほぼ同時期に起きた阪神淡路大震災をきっかけに西宮にラジオ局を立ち上げる活動にも参加。さくらFMでは開局当時から番組を担当し、現在もさくらFMや開門神事・お正月などの西宮神社の境内放送、司会やナレーションなど声を使った仕事を。国語科の教員免許、絵本講師、アマチュア無線技士(四級)の免許を持つ。古い物、神社仏閣が大好きな2児のママでもある。
NISHINOMIYA COMMONS編集部
さくらFM
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