YouTubeやTikTokを見ていると、ふと耳にする心地よいBGM。
「この曲、誰が作っているんだろう?」と思ったことはありませんか?
その多くを手掛けているのが、謎多き作曲家「しゃろう」さんです。
一体、しゃろうさんとは何者なのでしょうか?
そして、多くの人が気になる彼の年収は…?
この記事では、彼のすごいと評判の音楽ジャンルから、パクリと噂された騒動の真相、
さらにはBGM ダウンロードの方法や、気になるBGM 商用利用・収益化の仕組みまで、
一時期ささやかれた活動休止の噂と彼の現在の活動を、どこよりも詳しくご紹介します。
彼の楽曲は基本的にBGM フリーで使えるって、本当なのでしょうか?
皆さんの疑問、「しゃろう」さんとは何者で、その年収はどれくらいなのか、
その謎に一緒に迫っていきましょう!
多くのクリエイターを魅了する作曲家「しゃろう」さんって何者?
「しゃろう(Sharou)」さんとは、フリーBGMの作曲家として活躍されている、今、最も注目されているアーティストの一人です。
特にYouTubeをはじめとする動画プラットフォームでは、彼の楽曲を耳にしない日はないと言っても過言ではありません。
多くの動画クリエイターから絶大な支持を集める彼の魅力は、一体どこにあるのでしょうか。
謎に包まれたプロフィール
しゃろうさんの最も大きな特徴は、その徹底した「匿名性」にあります。
顔写真はもちろんのこと、本名や年齢、出身地といった個人情報は一切公開されていません。
活動の原点であるフリーBGMサイト「DOVA-SYNDROME」のプロフィール欄には、
「会社員兼フリーBGM素材作曲家」という肩書きと、
「取材なども辞退させていただいております。本当に申し訳ございません」というメッセージが記されています。
あくまで裏方として、ご自身のペースで活動を続けるという強い意志が感じられますね。
このミステリアスな雰囲気も、多くのファンを惹きつける魅力の一つなのかもしれません。
しゃろうさんの音楽ジャンルと、なぜそんなに人気なの?
しゃろうさんの楽曲は、聴く人を優しく包み込むような心地よさが特徴です。
主な音楽ジャンルは、ゆったりとしたビートが魅力のローファイヒップホップやチル系を中心に、幅広いインストゥルメンタル作品を手掛けています。
どの楽曲にも共通しているのは、インストゥルメンタル(歌なし)でありながら、
どこか懐かしく、そして切ないメロディーラインです。
特に代表曲である「2:23 AM」は、YouTubeで約1700万回再生(2025年9月時点)を突破。
まさに「神曲」と呼ぶにふさわしい人気を博しています。
有名YouTuberの方々がこぞって動画に採用することから、
「聴いたことある!」と感じる方が非常に多いのも、彼の人気の証と言えるでしょう。
気になる推定年収は…?
これだけ人気のあるしゃろうさんですから、その収入、特に年収が気になるという方も多いのではないでしょうか。
もちろん、ご本人が公表しているわけではないので正確な金額はわかりませんが、
とある収益試算サイトの推定によると、
YouTubeチャンネルからの累計収入は、約4335万円にのぼる可能性があるとのことです。
これはあくまで推定値であり、広告の単価などによって大きく変動しますが、
フリーBGMの提供という活動スタイルでありながら、
これだけの大きな価値を生み出していることに、彼の才能のすごさを感じずにはいられません。
過去には「パクリ」と疑われた不正な著作権トラブルも
輝かしい活動の一方で、過去には思わぬトラブルに見舞われたこともありました。
しゃろうさんとは全く無関係の第三者が、彼の楽曲を自身の著作物として不正に登録し、
広告収益を横取りしようとする、いわゆる「パクリ」行為が発生したのです。
これにより、しゃろうさんの楽曲を正しく利用していたクリエイターの元に、
身に覚えのない著作権侵害の警告が届くという事態になりました。
しかし、この問題はしゃろうさんが著作権管理を委託している株式会社TRACKSなどが迅速に対応し、
不正な申し立ては無事に取り下げられました。現在は、クリエイターが安心して楽曲を利用できる環境が整えられています。
しゃろうさんのBGM利用と現在の活動について
しゃろうさんの楽曲は、たくさんのクリエイターにとって、もはや創作活動に欠かせない大切なパートナーのような存在です。
ここでは、彼の楽曲を実際に利用する方法や、現在の活動状況について詳しく見ていきましょう。
BGMは本当にフリー?商用利用や収益化の仕組み
しゃろうさんの楽曲は、利用規約で許可されている範囲内であれば、なんと無料で利用することができます。
個人の動画制作はもちろんのこと、企業のプロモーションといった商用利用も可能なのが嬉しいポイントです。
ただし、YouTubeで楽曲を使用して収益化を目指す場合には、少しだけ注意が必要です。
しゃろうさんは自身の楽曲をYouTubeの著作権管理システム「Content ID」に登録しているため、
動画を公開した際に、広告収益が著作権者であるしゃろうさん側と共有される場合があります。
これは、楽曲の不正利用を防ぎ、作曲者の権利を守るための正当な仕組みです。
クリエイターは規約をきちんと守ることで、これからも安心して彼の素晴らしいBGMを使い続けることができます。
BGMはどうやってダウンロードするの?
しゃろうさんのBGMをダウンロードする方法は、楽曲が発表された時期によって異なります。
-
- 2022年2月以降に発表された比較的新しい楽曲
公式YouTubeチャンネル『しゃろう Sharou』にアップされている各楽曲の動画概要欄や案内先(例:TRACKS)に、ダウンロード用のリンクが記載されています。
- 2022年2月以降に発表された比較的新しい楽曲
- 2021年以前に発表された楽曲(全28曲)
老舗のフリーBGMサイト「DOVA-SYNDROME」からダウンロードすることができます。
どちらのサイトを利用する場合も、必ず利用規約に目を通してから使うようにしましょう。
「活動休止」はデマ?しゃろうさんの現在
しゃろうさんは2022年2月を最後に、DOVA-SYNDROMEでの新規楽曲の投稿をストップしています。
このことから、一部では「活動休止したのでは?」という噂も流れましたが、それは誤解です。
活動の場をDOVA-SYNDROMEからご自身のYouTubeチャンネルへと移しただけであり、
現在も精力的に活動を続け、定期的に素晴らしい新曲を私たちに届けてくれています。
また、2025年6月には、ミュージシャンのキタニタツヤさんがパーソナリティを務めるラジオ番組
「オールナイトニッポン0」にゲストとして生出演するという驚きのニュースもありました。
ご本人はこれを「最初で最後のメディア出演」と語っており、
その貴重な放送は、多くのファンにとって忘れられない一夜となったようです。
この記事のまとめ
- しゃろうは日本のフリーBGM作曲家
- 会社員としても働いている
- 本名年齢顔はすべて非公開
- 2014年からDOVA-SYNDROMEで活動開始
- 現在はYouTubeチャンネルが活動の中心
- ローファイヒップホップなどが得意な音楽ジャンル
- 代表曲に2:23 AMや3:03 PMがある
- 楽曲は神曲と評されることも多い
- YouTubeでの推定累計収入は数千万円ともいわれる
- 過去に第三者による不正な著作権申し立て被害があった
- 楽曲は規約の範囲内で商用利用も無料
- YouTubeでは著作権者との収益共有となる場合がある
- 新しい曲は自身のYouTubeチャンネルからダウンロード可能
- DOVA-SYNDROMEでの新規投稿は休止している
- 2025年に一度だけメディア出演を果たした
この記事は、提供された情報や公開されている情報を基に作成されています。
情報の正確性には万全を期しておりますが、万が一誤りがある可能性もございます。